ガウディの伝言 (光文社新書)



ガウディの伝言 (光文社新書)
ガウディの伝言 (光文社新書)

商品カテゴリ:アート,建築,デザイン
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ガウディの意志を継ぐもの、芸術家、外尾 悦郎という人

ガウディの伝言 (光文社新書)

私の好きな本

写真家ブラッサイの書籍[[ASIN:4622015099 語るピカソ]
冷静で静かな文章、本人も表現者。中に流れるものは
熱く深い。

読んだ後、作家の作品の向こう側を、
本物の作品の目の前に立ち
自分自身で感じてみたいという思いにかられる。



作者の仕事場でもあり、物語の中心でもある
偉大なアントニオ・ガウディの大きな夢と意志を継いで、
完成の時が近づく
サグラダ・ファミリア教会について、作者が語る言葉は、
ひとつひとつ、愛にあふれ、時に憂いを帯び、
ガウディとスペインの軌跡。

もう、20年近く前にスペインを訪れ、
いろいろガウディの建築を巡って
満足したつもりでいたけれど、またいつか、必ず。
そう、思わずにはいられない。

ぜひ、手にとって読んで欲しい一冊です。

ガウディと外尾さんを好きになる本

外尾さんの目を通して、ガウディを見る本。
非常に読みやすく、内容も濃い。
当方設計者だが、ガウディの思想に感銘を受け、泣けた(照
もっと両氏のことを知りたくなりました。
日本人彫刻家による貴重な本。バルセロナを訪れるには必読。

著者である外尾氏は、今もサグラダ・ファミリアで作業をされている主任彫刻家であり、今ではサグラダ・ファミリアのチームでの古株の一人だ。

同じ日本人として、このような世界を代表する重要な建築物に実際に携わっておられる方の本が読めるのは非常に貴重だ。

カタルーニャ地方の土色のモコモコした原風景を見て、そしてこのサグラダ・ファミリアを見ると共通するものを感じたものだが、重力による逆アーチが設計に取り入れられていたということはこの本を読んで初めて知った。

10年以上前に訪れたときは、あと200年かかると聞いて、その妥協を許さない態度と、そして同時にのんびりしているスペインの国民性を育てられた時代を超越した神の家にはてしない崇高性を感じたものだが、今では、コンクリートを使って2020年に完成させようとしているらしい。そんな効率重視でできた建物になってしまっていいのだろうか。

ガウディのオリジナル、そして外尾氏の天使のオーケストラの彫刻、そして今、サグラダ・ファミリアに起きている激変。もう一度、この本を手にバルセロナを訪れてみたいと思った。

泣かずにおれない感動

実際にバルセロナにいってみたことがあります。新婚旅行でした。というか、サグラダファミリア教会を
みたいというだけで、新婚旅行の行き先をきめました。幸いなことに、家内も反対しませんでした。
私は中学生のころからしってましたが、家内は実物を目の前にして、驚愕してました。
外尾さんの人生も只者ではありませんが、ガウディの人生も尋常ではないですね。
教会建築に生涯をささげるという、崇高な生き方をした人で、とても感動し、尊敬の念を感じました。
また、私は3D-CADを使って仕事をしていますが、ガウディの構造強度の考え方、面定義のアイデアは
天才ですね。物理学者が理想的強度構造を考えたみたいで、本質を見抜いています。
いうまでもなく、見た目にきれい、かつ定義がシンプルという二つの考えを満足する曲面を造形
することはかなりの才能と労力が必要です。生まれ持った能力も必要です。
しかも、破綻の兆しもないバランスのとれた造形物に仕上がったときは、感動のあまり涙ぐんでし
まいます。泣かせるわ、ガウディ。
禅画の要素にもちかい、シンプルな美しさですね。
ただし、そこまでいくには、膨大なカソリックの読み物を頭にいれてからでないと、
整理がつかなくてごちゃごちゃしそうですね。
死ぬまでにもう一回でもサグラダファミリア教会を訪ねることが、私の人生の大きな一つの目標
となりました。



建築の不思議

ガウティはたしかに宗教のために大聖堂をつくりたかつたのでしょう。
それはピラミッドのように長く生き続けてほしいと願ったのかもしれません。
いまなお完成しない、おそらくこの建造物は完成することはないでしょう。
つぎに引き継ぐ者がいずれガウディ本人との関わりの無い者に引き継がれるからだと思います。伝言は多様に解釈され、あのなんともいえない形をわたくしが見たとき。
 これは、永久に完成してはいけないガウディの作品なのではないかと
おもいました。 建築とかに惑わされずただ読み物として価値ある一冊だとおもいます。
 ぜひページをめくりあなたの心をめぐらせとみるのもいいかもしれません。



光文社
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